アメリカ製のボタンダウンシャツ

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それはたしか20歳のとき。

僕が初めて購入したアメリカ製のボタンダウンシャツは、今はなきダンリバー*のオックスフォードを使った、INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ、通称インディビ)のスリムフィットでした。

*ブルックスブラザーズにボタンダウンシャツ用のオックスフォードを100年以上に渡り提供してきた生地メーカー。2006年に倒産。ちなみに INDIVIDUALIZED SHIRTS はブルックスブラザーズのカスタムメイドシャツの生産を長年に渡り請け負っていた。

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古着ばかり買っていた当時の僕にとっては高価な買い物でしたが「ダンリバー社が倒産したからこの生地のボタンダウンシャツはもう買えなくなるよ!」という言葉にあっさりと負け、バイト代を叩いて購入。笑

これが本物(アメリカ製)のボタンダウンシャツか~とワクワクしたのを思い出します。

夏は洗いざらしで軍パンにビルケンのチューリッヒ、冬はジャミーソンズのフェアアイルベストにツイードジャケットを合わせてよく着ていました。

今でも着方はたいして変わっていません。

ただ、サイズは当時と変わってしまい(残念ながらもう”スリム”フィットは着れないです、、、笑)、そのシャツは手元に無いのですが、アメリカ製のボタンダウンシャツが男のワードローブに欠かせない物だという事を教えてくれた1枚でした。

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それからおよそ15年、コロナ禍の影響によって、ダンリバーどころかブルックスブラザーズが経営破綻するというまさかの事態、、、当然のように買えたアメリカ製のボタンダウンシャツが絶滅危惧種になりつつあります。

この時代にあっても、頑なに “MADE IN U.S.A” を貫いているインディビは頼もしい存在ですよね。

そんな INDIVIDUALIZED SHIRTS のアメリカ製シャツを世界でたった一枚、自分のために仕立てる事ができるトランクショー(カスタムメイド受注会)を約2年振りに開催いたします。

6月25日(金)~27日(日)の期間中は、僕も ARCH HERITAGE の店頭に立たせて頂き、久しぶりにカスタムメイドの醍醐味を皆様と味わえればと思っています。

ぜひ、皆さんも男のワードローブに欠かす事ができないアメリカ製のシャツを作りにいらして下さい。

ARCH  川上

indivi factory (2)

INDIVIDUALIZED SHIRTS TRUNK SHOW
2021.6.25(fri) – 27(sun)

カスタムメイドシャツの生産において、アメリカ国内 No.1 シェアを誇る INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)。

着丈、袖、肩、首回り、各箇所を細かく採寸し、お客様それぞれの体型に合わせたサイズのシャツをお仕立てします。

約500種類に及ぶ豊富な生地のバリエーションに加えて、襟型は約30種類、ポケット型、カフ型はそれぞれ約10種類をご用意。

また、オプションとしてクレリックシャツへの仕様変更やダブルポケット、イニシャルの刺繍を入れることも可能。

「世界にたった一枚」自分だけの INDIVIDUALIZED SHIRTS をオーダーする事ができる、スペシャルなイベントです。