FILSON / Mackinaw Cruiser Jacket Real Voice vol.1

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FILSONの絶対的定番、Mackinaw Cruiser Jacket(マッキーノクルーザージャケット)。

洋服好きならば 赤 × 黒 のバッファローチェックと言えば FILSON のマッキーノクルーザーを思い浮かべる方がほとんどだと思います。

本日より3回に渡り、日頃からマッキーノクルーザーを着用しているお客様にご協力頂き、リアルな声をお伝えします。

それではご覧ください。

薪ストーブ専門店 (株)サカシタペチカ
〒003-0023 北海道札幌市白石区南郷通10丁目1−北1−22
Tel : 011-863-6600
https://sakasita-pechika.com

《薪ストーブ専門店 (株)サカシタペチカ スタッフ舛森さん》

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・実際にアウトドアウェアとして FILSON を選ぶ理由はなんですか?

マッキーノクルーザーに限って言えばポケットが多いのは重宝しますよね。僕が現在携わっている森林整備での場合、スマホや地図をしょっちゅう見るのですぐに取り出せるようにポケットに突っ込んだりしてます。ハンガーノックにならないようエナジーバーを忍ばせておいたり水分補給の為のペットボトルを入れておけばバックパックを置いて身軽に動き回ったりも出来ますし。

それとバージンウールの素晴らしさ。撥水性や吸湿性、保温性に優れていて現代のアウトドアシーンにおいても全く問題無く使える。
ウェアというよりギア、アウトドアギアという感じですね。
最近アウトドアシーンにおいてメリノウールがアンダーウェアとして再評価されてますよね。昔ながらの素材にまたアウトドア業界が再注目している。

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一般的にはこうしたオーセンティックなアウトドアウェアってまだまだファッション性が先行しがちですけどもっと皆さん様々なアウトドアシーンでガシガシ使ってみてもらいたいです。ちょっとやそっとじゃヘタれないですから。
むしろちょっとヘタって来てからが良い雰囲気になると思います。この辺はBarbourにも通じる価値観かなと。

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・ハイテク素材のアウトドアウェアが主流になっている昨今ですが他にはない FILSON の魅力などはありますか?

まずはやはりFILSONというブランドが持つ力。100年以上も前に誕生してからほとんど変わる事の無い商品というのにすごく惹かれますよね。
それと頑にMADE IN USAを貫く姿勢も素晴らしい。これが如何に難しい事か、他の「元USA製」ブランドを見れば一目瞭然です。
ビーンブーツ特集の時にも話しましたが、僕らの世代は「MADE IN USA」って響きにやっぱり弱いんです、良くも悪くもね。骨の髄まで染み込んじゃってる。

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勿論ハイテク素材は素晴らしいと思いますが、先程も言ったように全く遜色無いですよ。十分暖かいし、汗をかいてもウールが湿気を吸ってくれるので不快じゃない。
それと一番重要なのは僕の場合、こうしたオーセンティックなアウトドアウェアを身につけると単純にテンション上がるんですよ。これとても大事です。

昔マサ(アーチヘリテージのオーナー)と話している時に彼が言ってたんだけど、暖かさでいったらやっぱりダウンが一番なんだけどそれじゃつまらないと。
ダウンに頼らず、且つ機能やファッション性を損なわないウールやベンタイルのような素材がやっぱり好きだと。僕もほんとそうだよなーと思いましたね。

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・実際にマウンテンバイクや森林整備など運動量が多い時の着心地や機能面で感じることはありますか?

例えばマウンテンバイクで走ってると結構汗かくんですけど、化繊の場合は冷えるとすごく気持ち悪い。だけどマッキーノクルーザーの場合一度冷えてもまたすぐに暖かさの戻りが早い気がします。これはあくまで主観的な感想ですが。なので着心地や機能面で不安や不満に感じた事は無いですね。
あと作業の合間に焚き火で暖を取ったりするのですが、火の粉が飛んでもさほど気にせずに済みます。コレがナイロンのウェアだとそうはいかないですからね。

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どのスポーツシーンでも言えますが、今はハイテクギアが主役じゃないですか、バイクもウェアも。僕の好きなマウンテンバイクってちょっと古くさいんですよ。
今回乗っているのは90年代初頭に作られたDIAMOND BACKってアメリカのメーカー。それをシングルギア、しかもピストのように固定ギアにしています。かなりの変態仕様でしょ(笑)
そういうバイクに合うのはやっぱりオーセンティックなアウトドアウェアなんですよ。足元はラッセルモカシンやビーンブーツ、ダナーライトみたいな。
更に言うとイマドキのゴリゴリのフルサスバイクにこのスタイルも意外性があって個人的にはすっごくアリだと思うんです。つまりはどんなスタイルでもイケちゃう。
ありきたりなアウトドアウェアじゃなくこういうスタイルでマウンテンバイクに乗るのも全然アリだよ!と声を大にして言いたいですね。

それと森の中で作業してると単純に目立つので他の仲間が見つけやすいと思いますね。これ意外と重要な機能です。

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・FILSON マッキーノクルーザーは色の展開がいくつかありますがこのRED×BLACKのバッファローチェックを選んだ決め手はなんですか?

マッキーノクルーザーといえば赤、っていう単純な理由です。あと所有しているウールリッチやLL BEANのバッファローチェックシャツもほとんど赤ばかりなので。
昔から差し色としての赤が好きでしたしね。
ただ、今期久しぶりに復活したBLUExBLACK。アレものすごくカッコイイ!サンタさん御願いします。

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・温故知新という言葉がありますが、FILSON マッキーノクルーザーのようなクラシックウェアーを”今”(現代的) な使い方にアップデートするとしたらどんな使い方がおすすめですか?

インナーにハイテク素材を使うのはアリだと思います。特に北海道の場合はかなり冷え込む時期がありますよね。
例えばROCKY MOUNTAIN FEATHERBEDでも採用されているTHIN DOWNのように着膨れせずにインナーとして使えるダウンウェアとの組み合わせはオススメです。
僕も実際にTHIN DOWNのベストを愛用しています。着丈が長めのマウンテンパーカやプルオーバーパーカの上にレイヤードするのも今っぽい雰囲気になると思います。

それとビジュアル面での現代的な見せ方だと上にハイテクギアを重ねるスタイル。僕は冬場もマウンテンバイクに乗るのですが、マッキーノクルーザーの上にTHE NORTH FACEのパウダーガイドベストという組み合わせが凄く好きです。バックパック背負ってるとどうしても背中に汗をかいてしまうのですが、パウダーガイドベストはポケットが沢山付いててバックパック代わりになりますし動きも軽くなる。見た目もカッコ良くて好きですね。意外とやってそうであまり見ない気がします。あ、これ機会があれば是非披露したいです。インスタライブとかで。

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・最後にこれからFILSONを着てみようと思っている方にメッセージをお願いします!

今まで数多くのブランドがFILSONのマッキーノクルーザーを模してきましたが、圧倒的な違いはその生地感。バージンウール特有の保温性や吸湿性は最新のハイテクギアに勝るとも劣らずです。これは実際に着てみて体感して欲しいですね。

以前はサイズ展開が大きめで日本人には合わせづらい印象でしたが、今はXSからサイズ展開ありますしシルエットも若干タイトになって野暮ったさも薄れたかなと思います。
LEVI’S501にビーンブーツのようなガチガチのアウトドアファッションでキメるも良し、BROOKS BROTHERSのポロカラーシャツにタイドアップでボトムはブラックデニム、みたいな綺麗目に仕上げるも良し。意外に色んな着こなしやスタイルを楽しめる一着だと思います。
暗い色が多くなりがちのこれからの季節の差し色に是非一着如何でしょうか。

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FILSON / MACKINAW WOOL CRUISER JACKET
COLOR / RED × BLACK
SIZE / XS, S, M, L,
PRICE / ¥52,000+tax

そんな舛森さんが愛用している RED×BLACK カラーは、 ARCH HERITAGE でも欠かすことのできないアイテムの1つ。
いつもと変わらない風景でもあるのですが、いつ行ってもこのバッファローチェックのジャケットが ”必ずあるお店” が私たちの理想でもあります。
是非、気になっている方は一度、店頭で袖を通してみてください。

第2回目となる次回はスタッフ岩谷の Real Voice をお届けします!

通信販売をご希望のお客様は下記リンクよりお願い致します。

❇︎ FILSON / MACKINAW WOOL CRUISER JACKET