SNEAKER “VINTAGE PUMA”

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みなさま、いつもブログをご覧いただき有り難うございます。

今回はARCH HERITAGE 2F STOCK YARDより、SNEAKER”VINTAGE PUMA”をご紹介致します。

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70’S TAHARA

まずは簡単にPUMAのブランドヒストリーを。

と言いたいところですが、簡単にこのブランドを語ることはできないでしょう…。

やはりADIDASと強い繋がりがあり、またオリンピックやスポーツ事情にも触れなければいけません。

そもそもは1924年7月1日に弟のアドルフと兄のルドルフが、靴職人の父親の影響もあり、共同で『ダスラー兄弟商会』を設立します。

その後、オリンピックでドイツチームにシューズを供給し、金メダルを獲得した選手同様、ブランドも周知されていきます。

そして、様々な要因があり、二人は48年に別々のブランドを設立。

アドルフはアディダス、ルドルフはRUDA(後のPUMA)と別れ、その影響は一般の市民(街)にも影響を与えており、どちらのシューズを履いているか確認する為、みんなが下を向くので、『下ばかり見ている人達の街、首を曲げた街』と言われています。

そしてPUMAはサッカーシューズに注力し、サッカーの神様ペレやヨハンクライフ、マラドーナなどと契約しスポーツメーカとして確固たる地位を築き上げました。

そんな大まかなブランドヒストリーを踏まえ、実際にスニーカーを見ていたければと思います。

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上 70’S TOLEDO

下 80’S BOCA

ADIDASのSAMBA同様、人気があるFOOTBALLシリーズ。

BOCAの甲の低さ、シューレースのタイトな感じが個人的にはたまりません。

 

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上 70’S DELPHIN

下 70’S HEYNKES COMET

この素材でこの絶妙なカラーバランスがPUMAならではの秀逸モデルです。

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上 70’S MONTREAL

下 70’S JEANS

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70年代に製造されたモノは、スエード素材をアッパーに使用してるモデルが多く、裏側にコットンのライニングを張り、伸びや破れの軽減を考慮した作りが特徴です。

また、土踏まずにはアーチサポートの為のウレタンが入り、当時のスポーツシューズに新しい流れが生まれています。

PUMAはその他、スポーツシューズにベルトストラップ(ベルクロ)を取り入れた最初のブランドでもあります。

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通称目付きピューマも数種類存在し、60年代の耳付きで肉付きの良いピューマはVINTAGE市場では価格が高騰しています。

そしてこの褪せたブルーグレーの色味は最高です。

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00’S KING AVANTI

PUMAは革新的なブランドとしてデザイナーズブランドのJIL SANDERとコラボレーションし、このモデルを展開しました。

こちらはKINGというサッカーシューズのアッパーをランニングシューズのソール(ドンソール)と掛け合わせました。

このソールは西ドイツ軍の外用トレーニングシューズなどにも使われ、グリップ力に富んだソールです。

そう言ったハイブリットな物作りで、様々なシューズを展開する姿勢が、とても革新的なブランドと言われる所以です。

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WEST GERMANY TRAINING SHOES(INDOOR)

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みなさまご存知のジャーマントレーナーにもPUMA製が存在します。

もちろん目付きで。

昨今のスニーカーブームでNIKEやADIDAS、NEW BALANCEなど高単価スニーカーが取り上げられていますが、決してここも忘れてはいけない所かと。

この当時のPUMAはやはり色、素材、シルエットが抜群に良く、スタイリングの主役にもなりえます。

是非、ご来店いただき店頭でその古き良き物の雰囲気を感じていただければと思います。

STOCK YARD 石谷