Quoddy / True Penny Loafer Style
早速ですが、皆様はローファーにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
お客様や友人の話を聞くと、あまり普段履かないという方や、ローファーを普段履きするのに少し抵抗があるという方が多いように感じます。
僕も少し前までは、その一人でした。
ですが、肩の力を入れずに当たり前のようにローファーを履いている大人や諸先輩たちを見て、僕も普段着にさらっと合わして履きたいなと思うようになりました。
そして、沢山のローファーを吟味したのちに購入したのが、今回ご紹介するQuoddy(クオディ) の True Panny Lofer です。
今回のブログでは、Quoddy のローファーを購入してから岩谷と僕(曲木)が実際に感じた感想とスタイリングをご紹介させて頂きます。
ディテールや詳細などはこちらのブログからご覧くださいませ。
上の写真(右)は僕曲木が、最近購入したものです。
まだ、買ってからあまり日にちは経っていませんが、履きこむほどに自分の足に合った立体的なシワが入ってきました。
その理由は、ホーウィン社製のクロムエクセルレザーを使用し、ARCH HERITAGE 特別オーダー仕様の内張りのないアンラインドに仕上げた為です。
その為、革馴染みが早くストレスのない履き心地を実感いただけると思います。
正直、今までは自分は幅広甲高の為、革靴選びには大変苦労してきました。
ですが、Quoddy のローファーは自分の足が靴の形に合わすというより、靴が自分の足を形そのままに包み込み、ピッタリとフィットしてくれるという感覚で、その悩みは吹き飛びました。
自分のように革靴選びに困っている方にもお試し頂きたいですね。
スタイリッシュな見た目でコーディネートを引き締めてくれるのにも関わらず、サンダルのようにラフに履けるので、これからの季節もフル稼働で活躍してもらう予定です(笑)
僕 (岩谷) は、昨年春の入荷時に購入したのでちょうど1年が経ちました。
購入した当初は、ブラックのローファーといえば白ソックス+ジャケットで、いわゆるアイビーなスタイルで履こうと思っていたのですが、その使い勝手の良さから気づけば、もっとカジュアルなコーディネートで使うことの方が多かったのです。
ただ、どうしてもそのイメージが拭きれず、ネルシャツにローファーって間違いなんじゃないかな?と思ったりもしていました。
そんなある時、神保町で偶然見つけた 1970年代のMENS CLUB の中に登場していたダートマス大学の学生が僕の悩みを晴らしてくれました。
なんとコーデュロイパンツにバッファローチェックのウールシャツを羽織ってローファー。
これだ!!ほら!アイビーリーガーの中にもこんなにラフにローファーを履いてる奴がいるじゃないか! と、自分の中で腑に落ちた瞬間でした。
つまりは、めんどくさがり屋なアイビーリーガーたちの足元はブレザーでもウールシャツでも毎日ローファーだったのだろうと思います。
ということで、それ以降僕はラフなアイテムにローファーのコーディネートをお勧めしています。
一度履いてみてください、ホント楽ですから!
最後になりますが、僕(曲木)が最近読んでいる本「ヘミングウェイの流儀」にこんなことが書かれてました。
「ローファーとは日本語で「怠け者」「浮浪者」の意味。ローファーが服飾史にその存在を示すのは、1920年代のロンドンで、それをロンドン帰りのアメリカの学生や若者が持ち帰ったのが流行の始まりと言われている」
僕はこの文を読んで、ローファーの歴史や履き方の面白さを知ったのと同時にイギリスやフランスといったヨーロッパの洋服の奥深さを改めて感じました。
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『INSTA LIVE のお知らせ』
先日開催しましたKENNETH FEILDオンライン販売会。沢山の方々にご覧頂きまして誠にありがとうございました。
そして第二弾のおしらせです。
5/16日(土曜日)にインスタライブを開催致します。詳細は後日お知らせ致しますので、楽しみにお待ち頂ければ幸いです。
曲木