Soundman / Darwin
今日は Soundman(サウンドマン)の新作アウターをご紹介します。
ヘミングウェイも顧客だったという「アメリカの高級アウトドア用品店」が、ギャバジン素材のコートで知られる「イギリスの老舗コートメーカー」に別注で作らせた1950年代のハンティングジャケットがモチーフ。
アメリカとイギリス、両方の背景を持つ「ブリティッシュ・アメリカン」なハンティングジャケットに独自のアレンジを加えることで、街着としての完成度を高めた Soundman らしい1着です。
ヴィンテージでは軽めのギャバジン素材が用いられていますが、微起毛加工が施された二重織りコットンサテンを使用することで、秋冬のアウターとして機能するようにアップデート。
程よい光沢感はどこかオイルド生地のような雰囲気もあり、深いグリーンの色合いがとても良くマッチしていますね。
ハンティングが上流階級の嗜みだった名残を感じさせる、ノーフォークジャケットのようなデザインが目を惹きます。
ポケット機能が付随したユニークな仕様です。
マチ付きの大きな腰ポケットは、玉縁仕様のハンドウォーマーが付属する凝った作り。
フロントには大小合わせて7個のポケットが付きます(ハンドウォーマー含む)。
背中にはハンティングジャケットお約束のアクションプリーツ。
ベルトから下は大きなパッチポケットになっています。
身頃&袖の裏地とハンドウォーマーポケットには、グレナカート(グレン)チェックのウールメルトンを使用。
袖口にはインナーリブも備えるので、見た目以上に防寒性にも優れたアウターです。
アメリカとイギリス、どちらの要素も備えたデザインは、コーディネートの振り幅が広いのも魅力。
「シェットランドセーター」や「アランセーター」で、オイルドジャケットのような着こなしも良いですし、
「ボタンダウンシャツ」と「チマヨベスト」を合わせたアメカジな着こなしも◎
なかなか着こなすのが難しい印象のあるハンティングジャケットですが、こちらはコーディネートを限定せずデイリーにお使い頂けます。
カラーは、フォレストグリーンの他にキャメルもご用意。
よりアメリカンで無骨な雰囲気のカラーと言えます。
キャメルは「フェアアイルニット」や「マッドガードブーツ」で英国テイストを強めに、ボトムスも綺麗目なものを合わせると無骨さが和らいでバランス良いですね。
マニアックな背景、ハンティングジャケットならではの凝ったディテールが、洋服好きの心を刺激するのではないでしょうか。
気になった方はぜひ、店頭でご覧になってみて下さい。
ARCH HERITAGE 川上