*A Vontade / 別注 Slim Jeans & Cowboy Jacket スタイルサンプル

本日は、連日ご紹介しています *A Vontade / 別注 Slim Jeans & Cowboy Jacket のスタイルサンプルをご紹介したいと思います。

1950年代にアメリカの３大ブランドがポストブルージーンズとして、こぞってリリースしたカラーデニム（ホワイトジーンズ）は、当初中西で働くカウボーイやファーマー向けの作業服としてリリースされていたものでした。

後に学校でブルージーンズの着用が禁止されていたアイビーリーガー達に好まれたことで、「 荒野での作業服から街でのファッションアイテム 」として変貌を遂げたのでした。

そのユニフォーム的な機能性と街着としても違和感のない洗練された雰囲気が、国境を超え多くの人に親しまれた理由ではないでしょうか。

そういった背景を踏まえ、ARCH HERITAGE  らしいスタイルサンプルをいくつか考えてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。

アイビーな着こなしと言えば、少々 ”カタイ”印象を持っている方も多いかもしれませんが、当時の資料を見るとバッファローチェックのマッキーノコートやアノラックパーカーなどヘヴィーデューティーなアイテムを上品に着こなしている学生達の姿をよく見かけます。

そんな解釈から、ホワイトジーンズ × ワークシャツで “脱アメカジ” なコーディネートにしてみました。

続いて、 ARCH HERITAGE では秋の定番アイテムとして欠かせない Rocky Mountain Featherbed（ロッキーマウンテンフェザーベッド）のダウンベストを使用したコーディネート例です。

アウトドアブランド特有の発色の良いカラーが定番ですが、シューズと共に黒で統一し都会的に着こなすのもオススメ。

もともとレザーヨークのダウンベストとホワイトジーンズは、アメリカの西部から広まったという点も共通しており、そんな背景からも相性の良いアイテムと言えるでしょう。

アノラックパーカー × ホワイトジーンズの組み合わせは、 TAKE IVY などにも出てくる代表的なコーディネートの１つ。

野暮ったい雰囲気が持ち味のアノラックパーカーにテーパードの効いたパンツのシルエッドが中和役となり、絶妙なバランスに仕上がります。

まさに、へヴィーデューティーアイビーを体現できるスタイルです。

最後のパンツスタイルは、３つボタンのツイードジャケットでアメリカントラッドなコーディネートです。

茶、黒、グレーなど重衣料が多くなる秋冬シーズンは色味も暗くなってしまいがち。

ホワイトでもシッカリとした素材感のピケ素材は、そんな重衣料との相性も良く程よいアクセントを加えて秋冬のコーディネートにも大活躍間違いなしだと思います。

続いてジャケットのスタイルサンプルをご紹介します。

本来のワークジャケットという用途を踏まえると、もちろんラフな着こなしも◎

ブルーデニムでは少々野暮ったくなってしまう軍パンなどのオーセンティックなアイテムとの合わせも、上品に着こなせるのがこのジャケットの良いところだと思います。

２つ目のスタイルサンプルは、タイドアップスタイルです。

カジュアルなアイテムだからこそ、相反するネクタイやスラックスをアクセントに大人なコーディネートを楽しむのも粋ではないでしょうか。

余談ですがスティーブ・マックイーンは、ブルース・リーの葬儀の際に正装としてデニムジャケットにネクタイを巻いて参列したという逸話も。

デニムジャケット最後のスタイルは、ホワイトジーンズとのセットアップスタイルです。

コスプレチックになってしまいがちなジーンズとデニムジャケットの合わせも、ピケ素材特有の品の良さと綺麗なシルエットでカバー。

周りと差をつけたい、色々な着方を楽しみたい！という方に挑戦して頂きたいスタイルです。

７通りのスタイルサンプルをご覧頂きましたがいかがでしたでしょうか？

カジュアルなスタイルからエッジの効いたスタイルまで網羅できてしまうのは、時代に左右されない永遠のベーシックアイテムだからこそだと思います。

ブルージーンズは既にお持ちという方は、次のバリエーションとしてこのホワイトジーンズをワードローブに加えることを強くお勧め致します！

皆様のご来店・お問い合わせ、お待ちしております。

ARCH HERITAGE  岩谷