EL CAMINO REAL / Triunfador
ARCH ERITAGE では、2018年の春夏シーズンより取り扱いが始まった EL CAMINO REAL(エル カミーノ レアル)。
シーズンを重ねるごとに着々とファンを増やしているブランドであり、定番型となっている細身の 5ポケットジーンズ、 Triunfador(トリアンファドール )はアイコンとも言えるアイテムです。
新たにブラックを加え再入荷致しました。
アメリカ製のジーンズと言うと、労働着としてのそれを思い浮かべますが、Triunfador は1960年代のアイビーリーガーズたちが愛用していたジーンズをモチーフとしています。
その為、ワークパンツといった印象ではなく、とても上品でスタイリッシュな仕上がりです。
生地には生粋のジーンズ好きも唸らせる、コーンミルズ社製のデットストックデニムを使用。
昨今のアメリカ製ジーンズ減少の背景には、生地の生産ができないと言うのが大きな理由でもありますので、とても価値のある1本だと思います。
細すぎず太すぎずの絶妙な塩梅のシルエットは、従来のジーンズに慣れ親しんできた大人の方にも違和感なく穿いて頂けると思います。
この絶妙なさじ加減こそ、パンツのコレクションに拘りを持ってきた、マイケル・タピア氏の真骨頂と言えるでしょう。
過去のインタービューではこんなことも話していました。
「よほどのパンツ好きなんだろう。ジャケットを作るのも好きだけど、トータルルックを考える時はまずパンツのことを考える。だって、朝着替えるとき、必ずパンツを先にはくだろ? 時々、パンツだけ作っていられたらなと思うんだ。」
ミリタリーシャツにオールスターでラフに着こなすのも◎
いい意味で普通?のコーディネートかもしれませんが、シルエットの良いジーンズがあるからこそ成り立つコーディネートです。
続いて新登場となる、ブラックカラー。
インディゴと同素材かと思いきやこちらはピケ素材、よりアイビーな匂いを感じさせます。
ピケ素材特有の細畝は、夏場でもデニムほど暑くなく、年中履ける1本としてオススメです。
より上品さを加えてくれるアイテムですので、トップスはあえてオーセンティックなアイテムが好相性。
今時期であればシャンブレーのワークシャツやミリタリーのポプリンシャツ、秋冬にはFILSON(フィルソン)のマッキーノクルーザーなんかもモダンに仕上げてくれるのでおすすめです。
個人的に、マイケル・タピア氏自身の着飾らないスタイルが大好きです。
これだけ有名なデザイナーにも関わらず自身がよく着ているのは、ミリタリージャケットやスウェットなど、ある意味庶民的と言えるアイテムばかり。
ですが、その自然体な姿はとても素敵で、その等身大なスタイルに共感、いや、憧れさえ抱いてしまうのです。
30代オーバーの方であれば、マイケル・タピア氏の仕事やライフスタイルに対しての考え方など、響くものがあると思いますので、ぜひ興味があればこちらのウェブマガジンの記事も読んでみてください→Houyhnhnm
リーバイス501のように普遍的な良さを感じる新定番ジーンズ、是非店頭でお確かめくださいませ。
ARCH HERITAGE 岩谷