L.L.Bean / Bean Boots & Rubber Moccasins

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昨年の冬には、北海道の雪道に適したアイテムとして大変好評を頂きました、 L.L.Bean (エルエルビーン)のラバーブーツが全サイズ揃って再入荷しました。

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ゴム底とレザーアッパーを縫い合わせるという、当時としては革新的であったデザインは、1911年から変わることなく、愛嬌のある佇まいで100年以上経った現在も世界中で愛され続けています。

また、設備や機械はもちろん新しくなっていますが、基本的な製造工程は変わっていないというのも驚きです。

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アッパーレザーには、耐水性のある高品質のフルグレインレザーを採用し、ラバー製のボトム部分と堅牢なトリプルステッチで縫い合わすことにより、雨や雪をシャットダウン。

この、ビーン・ブーツのトレードマークでもあるトリプルステッチを担当するには、26週間のトレーニングを必要とするそうです。

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ラバー製のボトムソールにはチェーンパターンが入り、雨で濡れた路面や雪の上でも高いグリップ力を発揮。

快適なフィットのために足型は精巧に設計されており、インソールのクッション性もとても良いので、フィット感と履き心地の良さは他のレインブーツとは一線を画します。

ビーン・ブーツは、革の裁断、ボトム部分の形成、縫製まで、1足のブーツが出来上がるまでに、500ほどの工程を要します。

その全てが、アメリカ・メイン州ブランズウィックとルイストンの自社工場で、職人の手仕事によって行われています。

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先日ご紹介した「ボート・アンド・トート」同様、アウトドアや野外フェスなど、外に出かけることが多くなるこれからの季節に、重宝するアイテムです。

もちろん、ARCH HERITAGE スタッフも全員が愛用しており、その使い勝手の良さから無意識のうちに「これは、1足持ってたほうがいいですよ!」とゴリ押ししてしまうほど。笑

今日はそんな僕たちの趣味でもある、アウトドアを想定したコーディネートでご紹介したいと思います。

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Rubber Moccasins

悪路が多い山のアウトドアでは、基本的に夏でもサンダルは履かず、そんな時に気軽に履けて尚且つ安心感があるのがこのモカシンタイプ。

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Cap / Bayside
Cut&Sewn / Healthknit
Shirt / Sanca
Bottoms / Sanca

クッション性の高いインソールは、玉砂利などが転がる湖畔や、木の根が突起しているような地面でも疲れ知らず。

さすが、元々ハンティング用に作られているだけはあるなと感心してしまいます。

また、ついつい玄関にこれが並んでいるとスリッポンのように履いてしまうので、僕(岩谷)のようにめんどくさがり屋な方にもオススメかもしれません。笑

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Bean Boots 6″

続いてモカシンタイプよりも高さのある 6inc ブーツタイプ。

北海道の野外フェスではなぜか雨の日が多く、これは普通の靴では無理だな…と思ってしまうくらい道がグチャグチャなんてこともしばしば。

そんな時にオススメなのがこちらのブーツタイプ。

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Outer / Sierradesigns
Cut&Sewn / Upcycle
Vest / Trujillo’s
Bottoms / Levis Vintage Clothing

レインブーツ(長靴)も同じ用途になるかと思いますが、巷のレインブーツはレディースらしいデザインのものが多く、男性が履くにはどこかミスマッチ。

僕らのようにワークウェアーやミリタリーウェアーがお好きな男性の方にも、満足してもらえるラバーブーツだと思います。

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(L) 私物 10年使用

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上の写真はスタッフが約10年ほど愛用している私物です。

ラバー部分は全く劣化することなくしっかりとしていますが、レザーはクタクタに柔らかくなり、さらに履き心地も雰囲気も良くなっているのがわかります。

また、ラバー部分はすり減ってきたら交換も可能なので、レザーの部分を大事に手入れすることで長く愛用して頂けます。(実際に本国の工場には、数十年も前のブーツが送られてくることも珍しくないそうです!!)

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Bean Boots 6″/ Rubber Moccasins
Size / Men’s 7, 8, 9 / Women’s 6, 7, 8
Price / ¥19,000+tax / ¥13,000+tax
Made In Maine

様々な米国ブランドが、コストの削減などの理由から本国生産ではなくなっている昨今、現在もアメリカ製でこの価格が守られているのは嬉しいところですし、ブランドのプライドを感じます。

そんなアメリカ製品ならではの良さが残る逸品を、ぜひ皆さんにも一度手にして頂きたいと強く思います。

ARCH HERITAGE  岩谷