Indian Jewelry Vol.2

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前回に続いてインディアンジュエリーをご紹介。

以前より継続してセレクトしているアーティストの作品を改めてピックアップします。

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Jesse Robbins
L) Stamped Coin Silver Turquoise Bracelet ¥68,000+tax
L) Stamped Coin Silver Bracelet ¥56,000+tax
R) Stamped Coin Silver Bracelet ¥62,000+tax

まずは、注目の若手アーティスト「ジェシー・ロビンス」の作品。

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1982年、アリゾナ州・プレスコット生まれの彼は、インディアンジュエリーの熱狂的なファンであった母の影響により、幼い頃からインディアンジュエリーに興味を持ち始め、大学では考古学を専攻。

ネイティブアメリカンの歴史的背景を学びます。

その後、師匠である「ランディ “ババ” シャッケルフォード」と出会い、伝統的なジュエリー作りの技法を習得。

1920年代から40年代のクラシックスタイルのナヴァホジュエリーをベースとした作品を製作しています。

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現代のインディアンジュエリーの多くは市販のシルバープレートを用いて製作されていますが、彼は100年以上前のアメリカ銀貨を溶かしてインゴットバーを作るところから始めるという、昔ながらの技法とオールドスタイルのスタンプワークを追求。

その完成度は非常に高く、洋服好きなら誰もが知るブランド、アメリカ・R社のヴィンテージインディアンジュエリーバイヤーが彼の作品をヴィンテージと間違えたというエピソードがあるほどで、世界屈指の敏腕バイヤーの目も欺くほどなのです。

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L) Alvin Taylor
Deer & Kachina Overlay Bracelet ¥79,800+tax
R) Kris Sekaquaptewa
Inlay Cube Pendant ¥43,800+tax

続いては、ホピ族のアーティストによる作品。

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「アルヴィン・テーラー」は、ションゴポヴィ村出身の太陽族で、ミルソン・テイラー(甥)、クリフトン・モワから技術を学び、1990年からシルバーワークを始めたベテランアーティストです。

動物や自然、カチナなどをモチーフとし、ホピ族の伝統的技法 “オーバーレイワーク”(2枚のシルバーの上層にデザインを施して糸鋸で切り抜き、下層のシルバーとロウ付けして浮彫りのようにみせる技法)によって精巧に作られた作品は存在感抜群。

鹿をモチーフとしたオーバーレイが北海道の風景と重なり、目にした習慣に思わず心を奪われてしまった作品です。

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「クリス・セカクゥワプテワ」は、アリゾナ州・テンピでホピ族の父とナヴァホ族の母との間で育った女性アーティスト。

大学時代は建築学を学んでいましたが、1985年より本格的にジュエリー作りを開始しました。

ホピ族としては珍しく、カラフルなインレイワーク(象眼細工)ジュエリーを製作するアーティスト。

伝統的なホピジュエリーは先ほどご紹介した “オーバーレイワーク” による物が多いですが、彼女はあえてホピ族ではごく一部のアーティストしか行わない技法による作品づくりで、自分の存在意義を表現しています。

こちらのキューブペンダントは、なかなか入荷しない人気作品となっていますので、ぜひこの機会にご覧になってみて下さい。

ARCH HERITAGE 川上

※明日、3月21日は木曜日ですが、祝日のため通常通り営業致します。皆様のご来店を心よりお待ちしております。