Crescent Down Works
アメリカ北西部に位置するワシントン州・シアトルは、FILSON(フィルソン) をはじめ、数多くのアウトドアウェアメーカー創業の地。
アメリカで初めてダウンウェアを商品化した Eddie Bauer(エディーバウアー)創業の地でもあり、ダウンウェアに関しても、実力派のメーカーが集中しています。
今日ご紹介する Crescent Down Works(クレセントダウンワークス)もそのひとつです。
Crescent Down Works は、Eddie Bauer にて経験を積んだ Anne Michelson 氏によって、1974年にカスタムダウンベストメーカーとして設立。
創業当時から現在に至るまで、時代に左右されないオーセンティックで高品質なダウンウェアをシアトルの工場にて作り続けています。

Classico Down Parka
Color / Burgundy * Khaki
Size / XS, S, M
Price / ¥83,000+tax
昨年に引き続き、当店では “クラシコダウンパーカ” というモデルをセレクト。
取り外し可能なフードにダブルジップ、ハンドウォーマー付きパッチポケット、ヒップレングスのクラシックな ダウンジャケットです。
表地には、アメリカのアウトドアウェアを象徴する素材の一つとも言える、通称 60/40(ロクヨン)クロスを採用。
コットン60% × ナイロン40% の混紡により、高い撥水性と耐久性を持ちながら、ハイテク素材には無い風合いが魅力的です。
中綿には、フィルパワー700 の高品質ホワイトグースダウンがたっぷりと。
フェザーを混ぜずにダウンを 100% 使用することで、抜群の保温性を実現しているのも Crescent Down Works のダウンウェアの特徴となっています。
裏地には、柔らかく肌触りのよい Streak Free 素材をチョイス。
もともとカスタムオーダーのメーカーという事もあり、素材や色の組み合わせに関しては、細かなリクエストに応えてくれるのですが、Arch Heritage では 70-80年代のアメリカンアウトドアウェアに見られる、オーセンティックかつクラシックな素材使い、カラーリングをイメージしてオーダーしています。

( Color / Navy * Khaki )
Shoes / L.L.Bean
定番のネイビーは、どんなアイテムとも相性が良く毎日でも羽織れてしまう万能なカラー。
一見インパクトの無いカラーに見えてしまいがちですが、この濃すぎず鮮やかすぎずのネイビーは 70’Sアメリカンアウトドア特有のカラーを再現した拘りのアイテム。
個人的におすすめなコーディネートは、写真のスタイルのように ネイビー×ブラウン の色合わせ。
これまた地味な色の組み合わせではあるのですが、どこか知的さも感じられる ”趣味の良い” 着こなしだと思います。

Cap / Filson
Bottoms / *A Vontade
Shoes / L.L.Bean
新色のバーガンディは一見すると難しく感じるかもしれませんが、実はとても汎用性が高く、デニム、チノ、軍パン、グレートラウザー、そして写真で着用しているブラックジーンズと、合わせるボトムスを選びません。
他のアウターでは躊躇してしまうような鮮やかなカラーでも、違和感なく取り入れることが出来るのもダウンジャケットの魅力の一つではないでしょうか。
昨今のブームもあって、様々なブランドからリリースされているダウンジャケットですが、ダウンウェア発祥の地とも言える “Made In Seattle” の物は年々希少になりつつあります。
ヨーロッパのラグジュアリー物とは違う、ヘビーデューティーでアメリカらしい1着。
北海道の厳しい冬を乗り越える為に、ぜひ手にしておきたいアイテムです。
ARCH HERITAGE 川上