Rocky Mountain Featherbed Vol.1
前回に引き続き、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド、以下RMFB)の魅力をご紹介していきたいと思います。
ARCH HERITAGE スタッフの僕(岩谷)と川上は、休日になるとフライフィッシングやキャンプなど、もっぱらアウトドアをするのが日課です。
僕たちが住む北海道は、夏場は30度を超える事もあれば、真冬はマイナス30度を記録するような日もあり、その気候に対応できる洋服が必要不可欠なのです。
今時期の9月ともなると日中は25度前後なのに対して朝晩は10度を下回ることもあるので、RMFB のダウンベストが活躍するシーズンの到来です。
水面に霧立が見られる朝5時、前日の昼間はシャツ一枚で過せたものの、一夜明けてテントの外にでるとキーンと張り詰めた空気が流れていました。
バックに忍ばせていたアノラックパーカーとダウンベストを着て一安心。
すぐに体温が上がってくる事を感じながらも、改めて北海道の寒さをナメていたらイカンなと気付かされるのでした。笑
僕が着用しているカラー、Tan はベージュが基本となっている色目なので、ジーンズや軍パン、チノパンなどベーシックなパンツとの相性も抜群ですので、初めての1着としてもおすすめです。
クリスティーベストの特徴とも言える首元のボアは、天然のムートンで作られているので襟を立てて着用することでマフラー要らずの暖かさです。
また、本来こうしてアウトドアで使われるために誕生した RMFB のダウンベストですが、本当にアウトドアシーンで着用している人は最近では正直なところ見かけ無いような気がします。
恐らくもっとハイテクな素材が出回っているからだと思うのですが、個人的にはなんだか残念でなりませんし、このクラシックなアメリカのスタイルで楽しむアウトドアは洋服好きにとってはたまらなく楽しい時間だと思っています。
北海道のフィールドでウエスタンヨークを纏ったアウトドアーマンが増えることを願って、僕自身これからも RMFB のダウンベストを着続けていきたいと思います!
続いては、バトンタッチをしてスタッフ川上に RMFB の魅力を語って頂きましょう!
語ろうとしていた事はほとんど、岩谷が語ってくれたので、、、(笑)僕は少し指向を変えたお話を。
僕が初めて RMFB を手にしたのは、ARCH HERITAGE でのお取り扱いをスタートさせた約5年前に購入した “Christy Vest(クリスティーベスト)” でした。
ブランドの代名詞とも言えるこのモデルには RMFB の魅力が詰まっています。
その魅力の一つがコーディネート幅の広さ。
写真は約5年前、はじめて RMFB を購入した当時の僕です。
この頃よく実践していたのは、アウターベストである Christy Vest を、あえてインナーベストとして着用したコーディネート。
天然のムートンを使用した襟ボア、ブランドアイコンとも言えるレザーヨークを活かした着こなしは、今でもお気に入りです。
そして、僕自身が RMFB 最大の魅力と感じている部分は、1970年代〜80年代のアメリカンアウトドアウェアらしい、クラシックでヘビーデューティーな雰囲気。
写真で着用している Red カラーは、まさにそのイメージ通りの1着です。
もともとアウトドアウェアに発色の良いカラーリングが多いのには、視認性を高めるなどの理由がある訳ですが、ファッション性という部分においても非常に魅力的ですよね。
いま Red を着るならば、こんなコーディネートが気分です。
チェックのネルシャツにマウンテンパーカを羽織り、足元はガムシュー、というオーセンティックな組合わせですが、パンツはブルージーンズではなくブラックジーンズで、少し都会的な雰囲気もプラス。
アウトドア、タウンユース、どちらでも違和感なくハマるスタイルになっていると思います。
実際のアウトドアシーンでも気兼ねなく着用できるタフさと機能性を持ちながら、高いファッション性も持ち合わせている RMFB のダウンベスト。
北海道はその魅力を活かすのに最高のシチュエーションだと思います。
ARCH HERITAGE 岩谷 / 川上