Rocky Mountain Featherbed

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僕たち ARCH HERITAGE がこの秋のラインナップをセレクトするにあたって意識していた事があります。

それは、”北海道という広大なフィールドと都会を繋ぐ機能性を宿した洋服 ” というキーワード。

慌ただしい日常から逃れ、週末にはお気に入りのフィールドへ向かう。

家族や恋人、または気心知れた友人と自然の中で過ごす特別な時間は、何にも変えられない至福の時であり、再び始まる日常の原動力となる。

僕たち自身が以前より好きだったアウトドアと洋服、それぞれの点と点が繋がったこのライフスタイルは、1970〜1980年代のヘヴィーデューティースタイルが良きお手本です。

そんなクロスオーバーしたライフスタイルには、いくつかの欠かすことのできないアイテムが存在します。

その中でも真っ先に挙るのが、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベット)のダウンベストなのです。

次回からのブログでは、2日間に渡りこの Rocky Mountain Featherbed の魅力をご紹介していきますので、ぜひ覧下さいませ。

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Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベット)

1960年代後半、Rocky Mountain Featherbed(以下RMFB)は、アメリカ・ワイオミング州(俗称カウボーイ・ステイツ)のジャクソンホールで産声を上げる。ネイティブアメリカンの英知が生み出したレザーケープを参考に、継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとしたカウボーイ向けのウェアが完成。それが、羽毛布団(FEATHERBED)のような防寒性、保温性を保証するダウンベストだ。NOLS(ナショナル・アウトドアー・リーダーシップ・スクール)を卒業した創業者は、その経験とサバイバルスキルを生かし、1974年当時最高のハイテク素材であった GORE TEX® 素材をいち早く採用。一枚革ヨーク仕様のマウンテンパーカを完成させた。さらなる飛躍を遂げるかに思われたが、残念ながら1980年代後半にブランドは消滅してしまう。そして20年という歳月を経て研究と試作を重ね、オリジナルをも超えるリプロダクツが完成したのは2005年秋。一枚断ちのレザーヨーク、天然ムートンを使用した襟など、確かな価値を受け継ぎつつ、さらに “現代” というエッセンスを加え、他に類を見ない贅沢な製品を生み出しています。そして今なお、世代を超えて世界中の人々を魅了し続けています。袖を通した瞬間、さらなる永遠の価値を身に付ける喜びをより多くの人に伝えるために。