Indian Jewelry Vol.2

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前回に続いて、7月14日(土)より開催のインディアンジュエリーフェアを前に、現在店頭に在庫しているジュエリーをご紹介したいと思います。

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Alvin Taylor

まずは「アルヴィン・テーラー」の作品。

アリゾナ州・シャンゴパヴィ村に生まれた彼は、1990年からシルバーワークを始めたホピ族のベテランアーティストです。

動物や自然、カチナなどをモチーフとし、ホピ族の伝統的技法 “オーバーレイワーク”(2枚のシルバーの上層にデザインを施して糸鋸で切り抜き、下層のシルバーとロウ付けして浮彫りのようにみせる技法)によって精巧に作られた作品は存在感抜群。

インディアンジュエリーフェア当日は、オーバーレイワークによるホピ族アーティストの作品も多数ご覧いただけます。

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Kris Sekaquaptewa

続いてもホピ族のアーティスト「クリス・セカクゥワプテワ」の作品。

彼女は、アリゾナ州・テンピで、ホピ族の父とナヴァホ族の母との間で育ち、大学時代は建築学を学んでいましたが、1985年より本格的にジュエリー作りを開始しました。

ホピ族としては珍しく、カラフルなインレイワーク(象眼細工)ジュエリーを製作するアーティスト。

伝統的なホピジュエリーは先ほどご紹介した “オーバーレイワーク” による物が多いですが、彼女はあえてホピ族ではごく一部のアーティストしか行わない技法による作品づくりで、自分の存在意義を表現しています。

こちらのキューブペンダントは、なかなか入荷しない人気作品となっていますので、ぜひこの機会にご覧になってみて下さい。

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Jesse Robbins

最後は「ジェシー・ロビンス」の作品。

彼は、1982年、アリゾナ州・プレスコット生まれの若手注目株アーティストで、インディアンジュエリーの熱狂的なファンであった母の影響により、幼い頃からインディアンジュエリーに興味を持ち始め、大学では考古学を専攻。

ネイティブアメリカンの歴史的背景を学びます。

その後、師匠である「ランディ “ババ” シャッケルフォード」と出会い、伝統的なジュエリー作りの技法を習得し、1920年代から40年代のクラシックスタイルのナヴァホジュエリーをベースとした作品を製作しています。

今回のフェアでは「ジェシー・ロビンス」のジュエリーが数多くラインナップされていますので、ぜひご期待下さい。

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インディアンジュエリーフェアの様子(2017年)

フェア当日は、ブログでご紹介したアーティストの作品以外にも数多くのインディアンジュエリーがご覧いただけます(その数おおよそ40アーティスト200作品!!)。

価格帯も、リング1万円台〜、バングル2万円台〜と、幅広くご用意していますので、これからインディアンジュエリーに挑戦してみたいという方も、ぜひこの機会にご来店下さいませ。

ARCH HERITAGE 川上

jewelry fair 完成版

INDIAN JEWELRY FAIR
2018.7.14(Sat)-7.16(mon)

7月14日(土)〜16日(月・祝)の3日間に渡り「インディアンジュエリーフェア」を開催致します。

東京・広尾のインディアンジュエリーショップ “LONGBRANCH(ロングブランチ)” さんご協力のもと、札幌では普段お目にかかることのできない、貴重なインディアンジュエリーを多数展示・販売。

14日(土)は LONGBRANCH 代表の森田氏も店頭にて皆様をお迎え致します。

インディアンジュエリーが持つ奥深い歴史や魅力を詳しく聞きながら、お気に入りの1点をお選び頂ける絶好の機会となっておりますので、お誘い合わせの上ぜひご来店下さいませ。