EL CAMINO REAL
昨日の BLOG で入荷をお伝えしました Tapia LOS ANGELES(タピア ロサンゼルス)。
今日は、そのデニムコレクションラインである EL CAMINO REAL(エル カミーノ レアル)をご紹介したいと思います。
ブランド名の EL CAMINO REAL とは、かつてメキシコとカリフォルニアを繋いでいた交易路の名前で「王者の道(スペイン語)」を意味するそう。
メキシコ系アメリカ人であるマイケル・タピア氏自身のルーツを忍ばせたネーミングとなっています。
定番型となっている細身の 5ポケットジーンズ、 Triunfador(トリアンファドール = 勝者 )。
イメージソースとなっているジーンズは、労働着としてのそれではなく、1960年代のアイビーリーガーズたちのジーンズです。
デニムは、近年まで US NAVY に支給されていたライトオンスデニムのデッドストックを使用。
デッドストックという希少性も魅力ですが、ライトオンスの 5ポケットジーンズ自体、あまり見かけないので新鮮ではないでしょうか?
ロゴが入らないボタンやリベットを使用する事で、シンプルで洗練された印象を生み出しています。
縫製は、故郷であるカリフォルニアにて昔ながらの製法で良い物を作りたい、自身の目で確かめながらクオリティをコントロールしたい、という思いから、ロサンゼルスの小さな工場で全工程が行われています。
サイドから見るとシルエットの綺麗さがよく分かります。
マイケル・タピア氏が 2000年にパリでブランドをスタートした当時、パンツだけのコレクションからスタートした事は洋服好きの間では知られた話。
それほどパンツへの思い入れは強く「よほどのパンツ好きなんだろう。ジャケットを作るのも好きだけど、トータルルックを考える時はまずパンツのことを考える。だって、朝着替えるとき、必ずパンツを先にはくだろ? 時々、パンツだけ作っていられたらなと思うんだ。(Houynhnhmより引用)」と語るほど。
そのこだわりは、5ポケットジーンズという普遍的なアイテムにも存分に活かされています。
こちらは、ベッドフォードクロス(ピケ)を使用したタイプ。
まさに、1960年代当時、キャンパスウェアとしてアイビーリーガーズたちに愛されたホワイトジーンズを彷彿とさせます。
もたつきの無い、綺麗な丸みが出るようにパターンメイキングされた、ウエスト〜ヒップ。
小さめなポケットもモダンな印象を与えます。

Jacket / Southwick
Shirts / INDIVIDUALIZED SHIRTS
Necktie / John Scott
想像通り、ボタンダウンシャツにテーラードジャケットなど、アメリカントラディショナルなスタイルに相性抜群です。
また、ミリタリージャケットやデニムジャケットなど、無骨なアイテムを程よく中和するパンツとしても重宝すること間違いありません。
リラックスムードとエレガンスさを持ち合わせる、マイケル・タピアらしいデニムコレクションライン、EL CAMINO REAL(エル カミーノ レアル)。
ぜひ、チェックしてみて下さい。
ARCH HERITAGE 川上
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☆EL CAMINO REAL