INDIAN JEWELRY FAIR / ARTIST LINE-UP Vol.2
前回に続いて、インディアンジュエリーフェアでご覧頂けるアーティストのラインナップをご紹介致します。
《Danielle Wadsworth》
まずは、ホピ族のアーティストである、ダニエル・ワドスワースから。
人、全ての動植物にとって不可欠な「水」をモチーフとした、オーセンティックなオーバーレイワークが魅力です。
乾いた大地を潤し、命を育む水は、平和、生命の象徴とされています。
《Charleston Lewis & Clifton Mowa その他ホピ族アーティスト》
続いてもホピ族のアーティスト。
チャールストン・ルイスは、ホピギルドで技術を習得し、1991年よりシルバーワークを始めました。
若手のホピジュエリーアーティストの中でも異才を放ち、AC/DCやその他ハードロックミュージックのコピーバンドのギタリストとしても活躍しています。
クリフトン・モワは、ションゴポヴィ村生まれで、氏族は太陽族。
ホピギルドで技術を習得し、1983年よりシルバーワークを始めました。
オーセンティックスタイルなホピジュエリー作りを得意とするアーティストです。
その他、ホピ族のアーティストによる作品が多数ご覧頂けます。
《Jonathan Day》
ジョナサン・デイは、アリゾナ州・フラッグスタッフ出身で、白人の父とホピ族の母の間に生まれる。
両親はホピ族居留区内に「シャックルショヴィ」という名のホピクラフトストアを営み、ジョナサンはフラッグスタッフでアンティークインディアンジュエリーのディーラーをしていました。
自身の趣味でオールドのスタンプを収集しており、それを使って 100年ほど前の技法でジュエリー作りを楽しんでいましたが、そのジュエリーは評判を呼び、オールドスタイルのジュエリーアーティストとして活躍し始めます。
彼はオールドスタイルにこだわりがあり、100年以上前に流通していたアメリカ銀貨を溶かしてインゴッドバーを鋳造し、それをハンマーで叩いて成形してから、タガネとヤスリで作品を作り上げるという 1930年代以前当時と同じ技法でジュエリーを製作を続けています。
《Jesse Robbins》
クリーク族の血を引くジェシー・ロビンスは、1982年、アリゾナ州・プレスコット生まれの若手注目株アーティスト。
インディアンジュエリーの熱狂的なファンであった母の影響により、幼い頃からインディアンジュエリーに興味を持ち始め、大学では考古学を専攻しネイティブアメリカンの歴史的背景を学びます。
コインシルバーならではの鈍い光沢感と、クラシックなスタンプワークが特徴的です。
彼は最近、自らターコイズの採掘まで始めたそう。
そういった背景や、クラシックナヴァホスタイルへの強い拘りに魅力を感じるアーティストです。
《Robert Tenorino》
鮮やかなブルーが美しい、ターコイズビーズのネックレスは、サントドミンゴ族出身のアーティスト、ロバート・テノリオによる作品。
彼の作品は、ハンドカットされたターコイズを始めとする天然鉱物を、一つ一つ丁寧にラウンド状の「ヒーシー」に仕上げるのが特徴。
「ヒーシー」とは、サントドミンゴ族の言葉で「連なる石(ビーズ)」を意味します。
《Paula Leekity》
最後は、ズニ族のアーティスト、ポーラ・リーキーによる、キャラクターリング&ピンペンダント。
ターコイズやその他鉱石、貝殻などを細かくカットしてシルバーの枠にはめ込んでいく「インレイワーク」という、ズニ族が古くから得意とする技法によって製作されています。
可愛らしいキャラクター物は、女性の方にとてもオススメです。
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ご紹介したアーティストの作品以外にも、様々なジュエリーが店頭に並びます(その数なんと約200種類!!)。
価格帯も、リングやペンダント 1万円台〜、バングル 2万円台〜と、幅広くご用意しています。
これからインディアンジュエリーに挑戦してみたいという方から、コレクターの方まで、多くの方に楽しんで頂ける内容となっています。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来店下さいませ。
ARCH HERITAGE 川上
INDIAN JEWELRY FAIR
2017.7.15 (sat) – 7.19 (wed)
7月15日〜19日の5日間に渡り「インディアンジュエリーフェア」を開催致します。
東京・広尾のインディアンジュエリーショップ “LONGBRANCH” さんご協力のもと、札幌では普段お目にかかることのできない、貴重な作品を多数展示・販売。
15日、16日の2日間は、LONGBRANCH 代表の森田氏も店頭にて皆様をお迎え致します。
インディアンジュエリーが持つ、奥深い歴史や魅力を詳しく聞きながらジュエリーをお選び頂ける、絶好の機会となっております。