Grizzly Boots
ワシントン州・スポーケンにある小さな工房にて、1足ずつ丁寧に手作業で製作されている Grizzly Boots（グリズリーブーツ）。
素材選びから完成まで、そのすべての工程を靴職人 Cruz（クルーズ）が一人で行っている、クラフトマンシップ溢れるブーツです。
製法は、古くからワークブーツに用いられている “ステッチダウン製法” を採用していますが、それは大量生産でのミシン縫いとは異なり、すべて Cruz 自身によるハンドソーイング（手縫い）。
その仕立ての良さは、歴史あるヨーロッパの靴メーカーも感心するほどだそうです。
湾曲したアウトソールは、接地面が少ないので履き始めは違和感を感じますが、オールレザーのフットベッド（底敷き）が 2週間ほど履けば自分の足型に完全にフィット。
無骨な雰囲気からは想像も付きませんが、驚くほどに足馴染みがよく、軽い履き心地のブーツとなっています。
実のところ Cruz はかなり高齢（御年88歳！）のため、数年前から何度も「今回のオーダー分で最後（引退）かも」と言われているのですが、今も頑張って作り続けてくれています。
ただ、完全なるベンチメイドという生産背景上、まとまった入荷は今後難しくなると思われますので、気になっていた方はぜひ、この機会にご覧になってみて下さい。
手書きのサインもいい味出してます。笑
ARCH HERITAGE 川上
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☆Grizzly Boots
