NICKS BOOTS
しばらく間が空いてしまいましたが、通常の商品紹介に戻りたいと思います。
今日は、今シーズンより新たに取り扱いがスタートした、アメリカのワークブーツメーカーをご紹介します。
Nick’s Custom Boots(ニックス カスタム ブーツ)
Nick’s Custom Boots は、1964年にワシントン州・スポーケンにて創業。
同じくスポーケンにファクトリーを有する WHITE’S BOOTS の職人であった Nick Blahcuzyn 氏と数名の職人によってスタートしました。
創業当時から現在に至るまで 50年以上、小規模経営による徹底した品質管理のもと、最高品質のワークブーツをハンドメイドにて製作。
NFPA(全米防火協会)に認定されており、消防士や森林警備隊など、プロフェッショナルからの信頼も厚いメーカーです。
今回 HERITAGE では、2型をカスタムオーダーにて製作しました。
まずは、ラフアウトスエード(ウォルナット)を使用したオックスフォードブーツ。
本格的なワークブーツの作りでありながら、幅広いスタイルに取入れやすいデザイン、履きやすさを意識して製作を依頼した1足です。
ハイト(高さ)は、他ではあまり見かけることの無い 4"インチに設定。
しっかりとしたホールド感と、ショートハイトならではの履きやすさを両立しています。
アウトソールは、軽量で足馴染みが良く、クッション性も高い、Vibram社の "2021" をチョイス。
肉厚なミッドソールとの組み合わせが重厚な雰囲気を醸し出します。
粗野感が魅力のラフアウトスエード。
デイリーに穿くボトムス(デニム、チノ、軍パン)とはどれも相性抜群です。
4"インチにしたことで裾の収まりも良く、裾幅細めのボトムスに対応できるのも◎
様々なスタイリングに取入れやすいので、本格的なワークブーツを履いたことがない方にも、ぜひオススメしたい1足となっています。
2足目は、クロームエクセルレザー(ナチュラル)を使用したミドルハイトブーツ。
カジュアルな 4"インチブーツとは指向を変えて、堅牢で質実剛健なワークブーツをイメージしました。
ハイトは 8"インチのアイレットオンリー(フックなし)で設定。
この仕様は着脱に多少の面倒があるものの、スラックスや細めのボトムスを穿いた際、裾にフックを引っかけて破く心配がありません。
アウトソールには、高いグリップ力と見た目のスマートさを兼ね備えた、Vibram社の "430"(通称ミニビブラム)をチョイス。
北海道の冬道でも安心感のある仕様です。
アメリカのワークブーツらしく、 "フォルスタン" もしっかり付属します(取り外し可能)。
そして何より、履き込むことで飴色に変化していくレザーの表情がすごく楽しみな1足です。
フィッティングの良さも Nicks Custom Boots の大きな特徴。
適正なサイズを選択すれば、重厚な見た目からは想像の付かない、快適な履き心地が実感できます(店頭ではブランノックデバイスにて適正なサイズをアドバイス致します)。
※両モデルともにウィズは "D" となります。
Outer : FILSON
Knit : Ce Forsyth
Bottoms : A VONTADE
Hat : FILSON
Glove : Newberry Knitting
個人的にも早速、"8 inch Boots" を愛用中。
スタイリングに取り入れるアイテム一つ一つを見るとオーセンティックでありながら、決して懐古主義ではなく、今の時代に見合ったファッションとして成立しているというのが、僕らが理想とするスタイルの一つです。
そのスタイルを体現するために、アメリカ製のワークブーツは不可欠。
ぜひ、店頭でご覧になってみて下さい。
ARCH HERITAGE 川上
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