Soundman / Leonard & Land’s End
今日は、前回に引き続き Soundman(サウンドマン)のアイテムをご紹介します。
まずは、シングルブレスト、ベルトレスのトレンチコートから。
表地には、Barbour への素材提供でも知られる、Millerain(ミラレーン)社の「Driden」を採用。
"オイルなし" の特殊な撥水加工を施したコットン地で、風合いやエイジングはオイルドコットンのそれでありながら、ベタつきや匂いは全くないという画期的な素材です。
表衿〜身頃裏には上質なウールボアを配置。
さらに、袖裏と腰下は中綿入りのキルティングで保温性を高めています。
Soundman 2015 A/W Look より
「Birmingham」でもお馴染みのチェーンファスナー付きチェンジポケット。
トレンチコートには珍しいデザインからは、Soundman らしい、柔軟なミックススタイルが感じられます。
細身でスタイリッシュなシルエットもこのコートの特徴。
シェイプを調整できるサイドのタブや、ボタン付きのセンターベントなど、独特なディテールが目を引きます。
Knit : Guernsey Woolens
Bottoms : A VONTADE
Shoes : SANDERS
シングルブレスト、ベルトレスのすっきりとしたデザインは、一般的にイメージするトレンチコートとまた一味違った印象。
前回、ノーフォークジャケットの BLOG でも同じようなことを書きましたが、"トレンチコート" に何となく苦手意識をお持ちの方にも、ぜひ試して頂きたい1着です。
続いては、RAF(ロイヤルエアフォース=イギリス空軍)の "コールドウェザーパーカー" をモチーフとした、ブランド定番のフーデットコートです。
表地にはトレンチコートと同じく、ミラレーン社の「Driden」を採用しています(色味はトレンチよりも若干薄めのネイビーです)。
オリジナルにも見られる、フード周りのウッドトグル、ウッドストッパーは、特徴的且つ存在感あるディテール。
ベルトはきっちりバックルに通しても良いですし、トップ写真のように無造作に結んでもサマになります。
フード〜身頃裏〜袖裏にかけては、上質なアルパカ&モヘア混シャギーを使用。
袖口にはリブも付き、保温性は抜群です。
Knit : ANDERSEN-ANDERSEN
Bottoms : A VONTADE
Shoes : SANDERS
オリジナルヴィンテージのイメージをしっかりと残しつつ、独自のアレンジを加えることで、街着としての完成度を高めた Soundman らしい1着。
トレンチコート、フーデットコートどちらも、これから始まる厳しい冬にも対応できる仕上がりです。
ヘビーアウターをお探しの方は、ぜひ候補に入れてみて下さい。
ARCH HERITAGE 川上
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