A VONTADE / Memory Taffeta Overcoat & 5Pocket Jeans(Narrow Fit)
毎シーズン楽しみにされている方も多いと思います。
「A VONTADE(ア ボンタージ)」の 秋冬物が本格的に立ち上がりました。
まずご紹介するのは、1枚仕立てのライトウェイトなオーバーサイズコート。
たっぷり目の身幅と、肩傾斜がきつく、袖までほぼ直線になった独特のシルエットが特徴的な1着です。
素材には「割繊(かっせん)メモリタフタ」という、ポリエステルのマイクロファイバー(極細繊維)に熱処理を施し、ハリ感と微起毛によるソフトタッチを実現した、形状記憶の特殊生地を使用しています。
しっとりと吸い付くような粘りのある肌触りが、一般的な化学繊維のシャカシャカ感とは異なり魅力的。
それでいてしっかりと撥水性があり、シワになりにくいという実用的な素材となっています。
チェスタータイプの襟は、Tシャツなどのラフなインナーでも程よく上品にみせてくれます。
写真のように、チーループ仕様のトップボタンを留めて、表情を変えた着こなしも◎
ゆったり目の ”オーバーサイズ” コートではありますが、身幅に対し袖幅をコンパクトにすることで「ただの大き目なコート」にならないよう、うまくバランスがとられています。
また、フロントの比翼仕立てや、ステッチワークをあまり主張しない縫製によって、A VONTADE らしいミニマルなルックスに。
非常にシンプルでありながら、随所に細かなこだわりが感じられるコートとなっています。
5Pocket Jeans(Narrow Fit)
続いては、以前のブログでも少し触れた、セルビッチブラックジーンズです。
緯糸にブラック、経糸にチャコールの糸を打ち込むことで、生地染めや単色のブラックには無い、奥行きのある色目を表現。
チャコールの経糸は硫化染めによるものなので、穿き込んでいくうちに徐々に色落ちしていきます。
ちなみに以前、デザイナーの山川さんが穿き込んだ物を見せて頂きましたが、すごくいい雰囲気の色落ちをしていました。
フロントは、鋼鉄製のオリジナルタック釦 に「WALDES」社ジップ。
レザーパッチはヌメ革、ポケットのスレキはヘリンボーン織りのネイビーです(詳細は商品ページもご覧になってみて下さい)。
「Narrow Fit」と称されているこのモデルは、セルビッチジーンズとしては珍しく、タイト目で現代的なフィット感。
結構細いので好みは分かれるかと思いますが、トップスにボリュームが出てくるこれからの季節、すごく使い勝手の良いシルエットとなっています。
インディゴジーンズと比べ、選択肢が極端に少ないブラックジーンズですが、その中でも間違いの無い1本だと思います。
個人的にはやはり、セルビッチ(耳付き)デニムというのも惹かれるポイント。
おすすめです。
Inner : FilMelange / DUOMO
Shoes : SANDERS / BRIT CHUKKA
今シーズン、A VONTADE のテーマカラーになっている「BLACK」をイメージし、コートとデニムを合わせてみました。
振り返ってみると、いままであまり BLACK を基調としたコーディネートは提案した事がないので、新鮮ではないでしょうか?
各ブランド、入荷のペースもだいぶ上がってきました。
お時間ある方はぜひ、チェックしにいらして下さい!!
ARCH HERITAGE 川上
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☆A VONTADE